• Follow:
  • Facebook

テンペラ画の技法

A)パネル
 ・木のパネル(ベニヤ)
 *表面はつるつるの状態に磨く。
 ジェッソを塗ると木が反るので、裏面にハリを渡す。

 ・粉のジェッソ
 ジェッソとは水溶性の白亜下地の材料。硫酸カルシウム。

 古くは、板絵の絵の具層や金箔仕上げの下地として使われたもので、焼石膏を使い媒材は「にかわ」であった。
 多くの場合、薄く何層も塗り重ね、完全に乾燥してから表面に磨きをかけ、鏡面のように平滑にして使用した。
 ・粉のジェッソと同量のウサギ膠。

 手順
 1.ウサギ膠を10倍の量の水に12時間ほどつけてから、湯煎でゆっくりとかす。
 2.準備したパネルの両面に、膠水を木の目にも入り込むように、あわ立たないように注意しながら塗る。
 3.膠水に、ジェッソを一度にゆっくりと入れ、ていねいにかき混ぜる。
 4.膠を塗ったパネルが乾いたら、ジェッソを入れた膠水を表面が真っ白になるまで何度も塗り重ねていく。
 *一度塗ったら、表面が乾くのを待ってから、重ねる。
 *塗り終わったパネルは日陰に置いて乾燥させる。
 5.表面を紙やすりでつるつるに仕上げる。

 B)絵の具

 粉状の顔料を卵の黄身と水でといて絵の具を作る。

 C)描き方
  細筆で、絵の具を置いていく。
 テンペラ絵の具は、顔料を使用するので伸びが悪いため、細筆が適している。
 そのため、描くのは非常に時間のかかる作業になる。
  チェンニーノ・チェンニーニの「芸術の書」から学んだ技法。

Tomoko Hatta Sakaoka © 2011 - Powered by SoluzioniSmart | Coockie Policy